これはキノコの廃菌床です。知りあいが入手したという事で、私も少し分けていただきました。作物を育てるためのフカフカの良い土壌を作る、最も簡単で早い方法がこの廃菌床を土壌にスキ込む事です。そして2ヶ月に一度くらいの間隔で再び廃菌床をスキ込んでいきます。すると数ヶ月で地中深くまでフカフカの土壌に変わります。そこで育てる野菜は、農薬はもちろんの事堆肥も化学肥料もやらず、水やりや草取りもほとんど必要とせず、病気に強いとても健康的な美味しい野菜が収穫できます。
今まで廃菌床は、只同然で入手する事ができました。最近ではそれを農業に取り入れる方が増えてきたため、中々手に入りにくい状況になってきました。産業廃棄物としてお金を払って処分している栽培者にとってはとても有り難い事です。でも、これから農業に取り入れようとする方はどうすればいいのでしょうか?
炭素循環農法では、廃菌床を使うのは基本的に最初だけです。後は、菌の餌となる炭素資材を投入していくだけです。廃菌床を崩してみると、ほとんどおがくずです。おがくずが菌の餌というわけです。よく椎茸栽培で椎のほだ木に菌を植え付けますが、その椎の木が菌の餌というわけです。つまり、このおがくずや椎の木の変わりになる物を与えればいいわけです。
というわけで、畑を持っていない私は、庭の一部で実験をしてみる事にしました。
全く普通の硬い土がいったいどれくらいフカフカになるのでしょうか?
先ず、土の上端5センチ位を軽く耕します。そしていただいた廃菌床をほぐしてそこにスキ込みます。その上に餌となる炭素資材をばらまきます。以前城さんの畑に視察に行ったとき、竹の繊維は菌がつきやすいと聞いていたので、今回は竹を潰して撒いてみました。注意する事は、粉々にしないという事です。粉にすると菌の生育は早いそうですが、すぐ餌が無くなってしまい、忘れていると菌が死んでしまう事もあるからです。また、野菜の育つスピードにあわせ、必要以上の養分を与えない事が循環型の考え方です。
竹の上に剪定したナムテンの枝葉も撒いておきました。これらの作業は3月20日に始めたので、今日はちょうど10日目になります。まだ特に変化は見られませんが、今後どうなっていくか楽しみです。
森町では、炭素循環農法に取り組みだした方が私の耳に入っただけでも4名いらっしゃいます。先日、商工会の工業部でも、今年度の事業として取り組んでみようという事になりました。今後、どんどんやる人が増えていけば、問題となっている間伐材や竹の利用方法として、チップ材の需要が高まるのではと期待をしているところです。
今まで廃菌床は、只同然で入手する事ができました。最近ではそれを農業に取り入れる方が増えてきたため、中々手に入りにくい状況になってきました。産業廃棄物としてお金を払って処分している栽培者にとってはとても有り難い事です。でも、これから農業に取り入れようとする方はどうすればいいのでしょうか?
炭素循環農法では、廃菌床を使うのは基本的に最初だけです。後は、菌の餌となる炭素資材を投入していくだけです。廃菌床を崩してみると、ほとんどおがくずです。おがくずが菌の餌というわけです。よく椎茸栽培で椎のほだ木に菌を植え付けますが、その椎の木が菌の餌というわけです。つまり、このおがくずや椎の木の変わりになる物を与えればいいわけです。
というわけで、畑を持っていない私は、庭の一部で実験をしてみる事にしました。
全く普通の硬い土がいったいどれくらいフカフカになるのでしょうか?
先ず、土の上端5センチ位を軽く耕します。そしていただいた廃菌床をほぐしてそこにスキ込みます。その上に餌となる炭素資材をばらまきます。以前城さんの畑に視察に行ったとき、竹の繊維は菌がつきやすいと聞いていたので、今回は竹を潰して撒いてみました。注意する事は、粉々にしないという事です。粉にすると菌の生育は早いそうですが、すぐ餌が無くなってしまい、忘れていると菌が死んでしまう事もあるからです。また、野菜の育つスピードにあわせ、必要以上の養分を与えない事が循環型の考え方です。
竹の上に剪定したナムテンの枝葉も撒いておきました。これらの作業は3月20日に始めたので、今日はちょうど10日目になります。まだ特に変化は見られませんが、今後どうなっていくか楽しみです。
森町では、炭素循環農法に取り組みだした方が私の耳に入っただけでも4名いらっしゃいます。先日、商工会の工業部でも、今年度の事業として取り組んでみようという事になりました。今後、どんどんやる人が増えていけば、問題となっている間伐材や竹の利用方法として、チップ材の需要が高まるのではと期待をしているところです。
タグ :炭素循環農法
うちもようやく畑にひろげました
しばらくほうっておいたので死んじゃってるかな^^;
また情報交換しましょう
今度見に行きますね。