踏みしめて

　衆院選挙で大敗を喫した自民党。昨日総裁が決まりましたね。新総裁は、谷垣禎一（６４才）・元財務相、当選回数１０回です。

　党再生を掲げ３名の方が立候補し、その中から選ばれたわけですが。再生させるためには、体質を大きく変える必要があります。今後の谷垣氏の手腕にかかっているわけですが、果たして好い形に変えられるでしょうか。

　体質改善の方法として第一に挙げられることは、体質に染まっていない人を主力メンバーに投入し、その人の意見にしっかり耳を傾けることです。新総裁は当選を１０回もしたばりばりの旧体質者です。人間１０年もいればその色に染まると言われています。１０年以上のキャリアを持つ議員がひしめき合ってる自民党は、本当に再生できるのでしょうか？疑問です。

　民主党政権はまだ始まったばかりですが、この政権にまだ慣れていない国民は不安要素でいっぱいです。現段階では、独裁的に政策を決められていくように見えてなりません。早くこれに対抗できる党が現れ、国民の前で議論する姿が見たいものです。そおいうなかで決められていく政策に始めて納得がいくというものです。

　自民党はいつまでも与党気分を引きずっていては困ります。現実を受け止め、野党としての姿をしっかり見せていただきたいものです。