踏みしめて

 カメのように一歩一歩しっかり踏みしめて、前へ進んで生きたいな、と思ってます。

竹の利用と河川愛護

竹チップ作り 竹のチップが畑の土作りに最適だと聞いて早速竹チップ作りです。

 畑に使う竹チップで最も有効なのは青竹です。種類は何でもいいようですが、伐採して間もない、なるべく青いうちにチップにすることです。何故かというと、微生物による分解が早いからだそうで、分解の速度が作物の生長に適しているからだそうです。

 草や木材チップももちろん有効ですが、分解が早いので途中で追加しなくてはなりません。一度乾燥した竹は微生物が食べにくく中々分解しません。青竹は作物の発芽から収穫時期までちょうどいい具合に分解が進むため、初回1回の投入ですむようです。しかも雑草も抑えてくれるのでいたせりつくせりです。

河川敷の竹林 ここ1年ほど、太田川河川敷をキレイにしてくれる会が発足し、覆い茂った竹林を伐採してくれています。しかし、伐採した竹の処分に困っています。ツチの日に伐採すれば分解は早いですが、それでも1~2年はかかります。野焼きは基本的に良くありませんので論外。後はお金を払って処分するということになりますが、ボランティアとしては厳しい選択です。

 そんなところに1ヶ月ほど前、竹チップ製造機を寄贈していただけるお話しが舞い込みました。5年ほど前に購入し、伊豆の方で竹チップを使った農業について研究されていたそうですが、今はもう必要なくなり、森町で有効に使っていただけないかということで、寄贈を受けることとなりました。

 ちょうど商工会工業部が農業研究を始めていて、その中のメンバーが河川敷清掃を始めていたので、ナイスタイミングといったところでした。せっかくなのでもっと公的に使用できないかと、まだ規約は出来ていませんが、一般の皆さんに貸し出せるように現在進めています。

 先日、試験的な貸し出しとしてボーイスカウトの方が使用しました。炭素循環農法(自然農法)を活動に取り入れるそうです。子どもたちもいい勉強になるでしょうね。

 竹チップ製造機は軽トラックに載せられ、自走もするので移動も簡単です。
借用のお問い合せはこちらまでどうぞ右090-1414-7445鈴木托治まで


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