先日、生でなまはげを見ました？ 実は、秋田県から太平山（清酒）を紹介に来た方が、サービスでなまはげを披露してくれたのです。酒のうんちくも優れていますが、とても楽しい方で、酒を売るよりも人を喜ばせることが好きなようです。私たちもついつい酒が進んでしまいました。三種類ほどお酒を飲ませていただき、どれもとても美味しく、その中でも私が気に入ったのは「天巧」という大吟醸です。一口目で、「これはワインだな」と思いました。それもそのはず、酒造好適米「山田錦」を１００％使用し、精米歩合はなんと４０％（残りの６０％は精米されてしまう）。美味いはずです。
おつまみは、秋田を代表する「きりたんぽ鍋」と「いぶりたくあん」です。これがお酒にとても良く合います。どちらもどんどん進みます。
酒も食も進み、会話もなおさら良く進みました。仕上げは「ヤマキウ味噌」のお味噌汁です。これがまた美味しい。きりたんぽ鍋には「ヤマキウ醤油」が使われていて、さすが１３０年を誇る味噌と醤油です。
近江商人が唱えた三方良し。「売り手良し、買い手良し、世間良し」が実感できるとても楽しい一夜でした。
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