先日、お掃除・リフォーム会社のエムディーさんにおじゃましました。毎月１度「お食事会」をされているそうで、今回は取引業者さんに声を掛けて集まっていただいたそうです。私もその一人です。食事会の前に、先ずみんなで映画鑑賞をしました。第８１回米国アカデミー賞外国語映画賞部門受賞作品の「おくりびと」です。私も観るのは今回が初めてです。
オーケストラのチェロ奏者を夢見て生きてきた主人公・大悟（本木雅弘）。やっと居場所として見つけたオーケストラがある日突然解散に…。そして、自分の限界はここまでとチェロ奏者の道を諦める。
妻・美香（広末涼子）と共に田舎の実家へ移住し、新たな人生が始まる。求人広告を見て転職先の社長・佐々木（山崎努）と出会い、納棺師という職業に魅せられる。別れの時故人をもっとも綺麗な状態にするという、究極の職業に天職を感じるのであった。 …詳しくは映画を観てください
。映画鑑賞の後は食事会です。「１００年の孤独」が手に入ったということで、それを呑みながら美味しいお料理を頂きました。
エムディーの社長さんとは１０年来のつきあいで、設立したときから仕事をやらせてもらっています。当初は下請け業者のディスカウントばかり気にして、何のために会社を興したのか見えてきませんでした。しかし年月が経つにつれ、職人やスタッフに支えられていることを理解し、大事にしてくれるようになってきました。それと同時に会社の方向性も見えてきました。
それは、「環境と健康を考えた、快適な生活空間の創出」です。社長さんご自身がシックハウスアレルギーで、「そういうことが起こらない、お客様にあった生活空間を届けることが自分の使命であると…」。口調に調子の出てきた社長さんのお話を聞いて、いわゆる天職かなと思いました。。
ずっとこの方針を貫き続け、年々顧客も増えてきているようです。１００年に一度の世界不景気といわれた今日でも、ほとんど影響なく仕事はあるようです。トヨタでも５月から新型ハイブリッド車の生産が始まるそうで、世の中がエコライフに傾きだしているということでしょうね。
この日は大変有意義な時間を過ごすことができました。エムディーさん、ごちそうさまでした。
