先日新聞に、掛川市立総合病院と袋井市民病院の統合新病院の候補地について記述されていましたが、なかなか苦戦されているようですね。
私個人の意見としては、地図上に示されている候補地(エコパ周辺)が、中東遠地域の医療連携構築のための場所として、本当に適しているのか疑問に思っています。
病院の医療圏は、通常、救急搬送をふまえて半径10キロ圏内を基本としていると聞いています。新病院がベッド数500床以上の中核病院を目指している事を考えると、そのサテライトとして機能しうる中小病院の一つである市立御前崎総合病院の位置が、10キロ圏内を大きく外れています。
中東遠地域における理想の病院配置は、東側と西側に中核病院が一つずつ配置され、そのサテライト病院として南北に二つずつ位が配置されることだと思います。
西側地域には既に中核病院となる磐田市立総合病院があり、北部にはそのサテライト病院となりうる公立森町病院(医療連携締結済み)があります。しかし南部にはありません。医療圏を見ると、磐田市・袋井市・森町の大半をカバーしています。
東側地域には、既にサテライト病院となりうる菊川市立総合病院と市立御前崎総合病院が中部・南部をカバーしています。北部は公立森町病院がカバーしています。この地域に袋井市と掛川市の合同による中核病院を目指す新病院が建設される構想となっています。
医療連携は、それぞれに役割分担を決めて行政区を越えた地域医療(プライマリ・ケア)を確立していこうというものです。これは同時に医療費削減にもつながります。
つまり東側地域には、菊川市寄りの掛川市南部に中核病院を設置し、西側地域には、袋井市南部に中小病院を設置することが望ましいと考えます。
これらのことを考えると、かなり広域的な行政合併が進んでない限り、今後自治体病院を建設することは非常に困難だと考えます。そこで必要なのが、自治体病院建設における立地条件と医療規模の規制を強化をすることだと思います。国は医療費の削減ばかりにとらわれず、もっとプライマリ・ケアを重要視するべきだと思います。
私個人の意見としては、地図上に示されている候補地(エコパ周辺)が、中東遠地域の医療連携構築のための場所として、本当に適しているのか疑問に思っています。
病院の医療圏は、通常、救急搬送をふまえて半径10キロ圏内を基本としていると聞いています。新病院がベッド数500床以上の中核病院を目指している事を考えると、そのサテライトとして機能しうる中小病院の一つである市立御前崎総合病院の位置が、10キロ圏内を大きく外れています。
中東遠地域における理想の病院配置は、東側と西側に中核病院が一つずつ配置され、そのサテライト病院として南北に二つずつ位が配置されることだと思います。
西側地域には既に中核病院となる磐田市立総合病院があり、北部にはそのサテライト病院となりうる公立森町病院(医療連携締結済み)があります。しかし南部にはありません。医療圏を見ると、磐田市・袋井市・森町の大半をカバーしています。
東側地域には、既にサテライト病院となりうる菊川市立総合病院と市立御前崎総合病院が中部・南部をカバーしています。北部は公立森町病院がカバーしています。この地域に袋井市と掛川市の合同による中核病院を目指す新病院が建設される構想となっています。
医療連携は、それぞれに役割分担を決めて行政区を越えた地域医療(プライマリ・ケア)を確立していこうというものです。これは同時に医療費削減にもつながります。
つまり東側地域には、菊川市寄りの掛川市南部に中核病院を設置し、西側地域には、袋井市南部に中小病院を設置することが望ましいと考えます。
これらのことを考えると、かなり広域的な行政合併が進んでない限り、今後自治体病院を建設することは非常に困難だと考えます。そこで必要なのが、自治体病院建設における立地条件と医療規模の規制を強化をすることだと思います。国は医療費の削減ばかりにとらわれず、もっとプライマリ・ケアを重要視するべきだと思います。
すべては人それぞれの意識の持ち方であり、それが世のため人のためという方向に向いてくれれば、きっといい世の中になると思います。
それには人を育てることなんですね。その人育てのために行政はどうやってお金を使うのかが重要なポイントですね。