最近、「組織開発アプローチ」について書かれた機関紙を読みました。地方分権が進む中、よい地域づくりを目指した試みが各地で進んでいます。それらの取り組みを一般化するために、組織開発アプローチを適用することが大事であると書かれていました。興味深い内容でしたので少し紹介します。
組織開発アプローチには、「ギャップ・アプローチ」と「ポジティブ・アプローチ」があります。ギャップ・アプローチは、組織は多くの問題(欠陥・短所)を抱えているととらえ、問題を解決することによって組織を良くする(開発する)とみます。
ポジティブ・アプローチは全く逆で、組織を「成長の可能性を秘めた存在」ととらえ、組織の「強み」「価値」や可能性の発見に着目し、組織内部で対話を繰り返すことで理想的な姿を明らかにし、そのための具体的なソリューションを考えます。
前者は従来型のアプローチで、与えられたゴールの実現のために、組織や人の「短所」や「欠陥」の修正に着目します。しかし、それは決して楽しいことではありません。しばしば人や組織を萎縮させることがあります。
後者は近年次第に主流となってきているアプローチで、人や組織を最高に活性化された状態に近づけ、パワーを最大化させます。強みや長所を活かして活躍することは誰しも非常に楽しいだろうと思います。権限が現場に委譲され、すべてのメンバーの力が発揮される組織の原動力は、ありたい状態が内側(心の中)から出てくることによる個人、チーム、組織の大きなパワーなのです。
ポジティブ・アプローチは現在、企業や公共組織の組織開発アプローチとして広がりをみせていますが、地域づくりにも重要な要素の一つとなります。地域づくりにはもう一つ、「実践コミュニティづくり」も重要な要素となります。
実践コミュニティは、あるテーマに関する問題、熱意などを共有し、その分野の知識や技能を、持続的な相互交流を通じて深めていく人々の集団のことをいいます。持続性を保つための中核的な存在となります。
現実の地域づくりで重要なのは、現実の問題解決にとらわれずに、問題を共有した上で、革新的な発想で「ありたい姿」をメンバーから引き出すことにより個人、チーム、コミュニティのパワーを重ねることです。
もし、ポジティブ・アプローチを森町公共組織の組織開発に取り入れるのならば、私は大賛成です。それは必ず森町の発展に繋がるからです。
組織開発アプローチには、「ギャップ・アプローチ」と「ポジティブ・アプローチ」があります。ギャップ・アプローチは、組織は多くの問題(欠陥・短所)を抱えているととらえ、問題を解決することによって組織を良くする(開発する)とみます。
ポジティブ・アプローチは全く逆で、組織を「成長の可能性を秘めた存在」ととらえ、組織の「強み」「価値」や可能性の発見に着目し、組織内部で対話を繰り返すことで理想的な姿を明らかにし、そのための具体的なソリューションを考えます。
前者は従来型のアプローチで、与えられたゴールの実現のために、組織や人の「短所」や「欠陥」の修正に着目します。しかし、それは決して楽しいことではありません。しばしば人や組織を萎縮させることがあります。
後者は近年次第に主流となってきているアプローチで、人や組織を最高に活性化された状態に近づけ、パワーを最大化させます。強みや長所を活かして活躍することは誰しも非常に楽しいだろうと思います。権限が現場に委譲され、すべてのメンバーの力が発揮される組織の原動力は、ありたい状態が内側(心の中)から出てくることによる個人、チーム、組織の大きなパワーなのです。
ポジティブ・アプローチは現在、企業や公共組織の組織開発アプローチとして広がりをみせていますが、地域づくりにも重要な要素の一つとなります。地域づくりにはもう一つ、「実践コミュニティづくり」も重要な要素となります。
実践コミュニティは、あるテーマに関する問題、熱意などを共有し、その分野の知識や技能を、持続的な相互交流を通じて深めていく人々の集団のことをいいます。持続性を保つための中核的な存在となります。
現実の地域づくりで重要なのは、現実の問題解決にとらわれずに、問題を共有した上で、革新的な発想で「ありたい姿」をメンバーから引き出すことにより個人、チーム、コミュニティのパワーを重ねることです。
もし、ポジティブ・アプローチを森町公共組織の組織開発に取り入れるのならば、私は大賛成です。それは必ず森町の発展に繋がるからです。
タグ :組織開発
企業では改善手法としてPDCAが基本となっています
目標と現実の差=問題点(改善点)ですからギャップ
アプローチのとらえ方ですね
企業がこれを使うのは最も効率のよい改善手法だからです
ISOなども平たく言えばこれをいベースとしています
ポジティブアプローチという言葉自体は知らなかったのですがハートを重要視している考え方のようですね
概念はなんとなくわかりますが実施にはリーダーやリーダーシップの理解と技量がパワーが引き出せるのかのポイントのように感じます
たぶん明文化しにくい部分があるからかな
明文化しにくいからこそリーダーの手腕が必要だと思います
(東国原知事のようなイメージかな・・・)
森町にはカメさんがいるから心強いですが!
高度成長期では、人が機械のように燃料を与えられ操作される時代であったと思います。バブル崩壊からは、操作の部分がスイッチになり投入後は自分で考え行動するようになってきていると思います。まるでコンピューターですね。
これから重要なのは、レッツさんの言うように心がそこに入ってくることです。組織の問題・課題・あるべき姿を組織すべてが共有するところからスタートするのです。人の問題も自分の問題ということです。
そうすることにより解決が導き出され、更なる発展を遂げていこうというものです。
中村文昭さんの「何のために」と一緒ですね。何のためにを追求していけば、あるべき姿が浮かんできます。それが芯となるわけです。
と言っても現実はかなり難しいことですが…(苦笑)