今日は立川昭二氏の「貝原益軒『養生訓』に学ぶ」を読んでみました。
この中で立川氏は、養生訓には「気をめぐらす」という語句が、最も多く使われているのではないかと言っています。また、「呼吸を調える」ことも大事であると言っています。
「調息の法、呼吸をととのへ、しづかにすれば、息やうやく微(び)也。弥(いよいよ)久しければ、後は鼻中に全く気息なきが如し。只臍(ほぞ)の上より鼻息往来する事をおぼゆ。如レ此(かくのごとく)すれば神気定まる。是気を養う術なり。呼吸は一身の出入りする道路也。あらくすべからず」
「気息」とは気=息と解釈し、気を養うことは呼吸を調えることで、その際のポイントは呼吸を静かに、微かに、長く続けることだと言っています。また、「呼吸は一身の気の出入りする道路」であり、決して荒々しくしてはならないと言っています。
その上で「常の呼吸のいきは、ゆるやかにして、深く丹田に入(いる)べし。急なるべからず」「胸中に気をあつめずして、丹田に気をあつむべし」と、下腹部で深呼吸する丹田呼吸法について説いていると、言っています。
これを読んでいて、ふと思ったこと。 この呼吸法は「チベット体操」とおんなじだぁ…。 300年も前からあったんですね…。
この中で立川氏は、養生訓には「気をめぐらす」という語句が、最も多く使われているのではないかと言っています。また、「呼吸を調える」ことも大事であると言っています。
「調息の法、呼吸をととのへ、しづかにすれば、息やうやく微(び)也。弥(いよいよ)久しければ、後は鼻中に全く気息なきが如し。只臍(ほぞ)の上より鼻息往来する事をおぼゆ。如レ此(かくのごとく)すれば神気定まる。是気を養う術なり。呼吸は一身の出入りする道路也。あらくすべからず」
「気息」とは気=息と解釈し、気を養うことは呼吸を調えることで、その際のポイントは呼吸を静かに、微かに、長く続けることだと言っています。また、「呼吸は一身の気の出入りする道路」であり、決して荒々しくしてはならないと言っています。
その上で「常の呼吸のいきは、ゆるやかにして、深く丹田に入(いる)べし。急なるべからず」「胸中に気をあつめずして、丹田に気をあつむべし」と、下腹部で深呼吸する丹田呼吸法について説いていると、言っています。
これを読んでいて、ふと思ったこと。 この呼吸法は「チベット体操」とおんなじだぁ…。 300年も前からあったんですね…。