今日は、医学博士の土橋重隆(つちはししげたか)氏と、筑波大学名誉教授の村上和雄(むらかみかずお)氏と、全国思風塾二代会長の藤井悦子(ふじいえつこ)氏の、3名による鼎談、「病気になる心 病気を治す心」を読んでみました。
いやぁ、すごいですね…。 藤井悦子氏は平成15年に直腸がんを患って以来、肺、肝臓への転移を繰り返し、3年間で8回もの手術を重ね、5年の生存率が20%台と言われているそうです。なのに元気でいれる事は、一体どういうことでしょうか? トークでは、芳村思風先生の感性論哲学を学んでいたことが大きかったと言っています。病院のベッドで、「病気になるのは、何か宇宙の法則に反している」という一節を思い出し、どういうことなんだろう?と原因を心に求めていったそうです。また、手術を重ねる中で「サムシング・グレート」(人智を超えた偉大な存在)という言葉を知り、「サムシング・グレートは語るシンポジウム」を地元の滋賀県で開きたいと考えるようになったと言っています。
サムシング・グレートとは一体何なのでしょうか?トークで藤井氏は、死と背中合わせで「人間って何のために生きるのだろう、人間とは一体何なのだろう」と考え続け、この言葉に出会いました。「遺伝子を生み出した目に見えない偉大なる何者かの力がある」という村上氏の言葉を知った時、鳥肌が立つほどの感動を覚え、良い遺伝子のスイッチをオンにすることで、がんを抑制できるのではないかと思ったそうです。
藤井氏は二度目のシンポジウムを企画し、平成18年12月3日に土橋氏の「生き方をリセット」、村上氏の「心の遺伝子のスイッチをONにする」というシンポジウムを福岡で開催しました。
「生き方をリセット」とは一体何なのでしょうか?トークで藤井氏は、土橋氏と出会った時「がんになったらこういう治療、食生活をしなさい」という話しをするのかなと思っていたら、いきなり「がんになる前の自分に戻って考えてみなさい。そこに問題があるのではないか」と生き方をリセットすることを教えてくれました。「まさにこれや。自分にはこれが必要なんや」と感動し、自分の生き方に恥じたような気持ちで話を聞いたそうです。
がんを克服したたくさんの方の共通点は、一言で言うと「がんを治そう」とするのではなく、「生きよう」とした人です。治った人は治そうとはしていない。それよりも「どうやって生きようとしたか」、それがはっきりしているんです。言い換えると「心のあり方」を見つめ直している。
がん遺伝子にはがんを発症させる遺伝子と、がんを抑える抑制遺伝子があって、そのバランスで発症するかどうかが決まるようです。がん抑制遺伝子のスイッチをONにするには、心の持ち方が大事なようですね。それは、生き方をリセットすることだと言っています。
いやぁ、すごいですね…。 藤井悦子氏は平成15年に直腸がんを患って以来、肺、肝臓への転移を繰り返し、3年間で8回もの手術を重ね、5年の生存率が20%台と言われているそうです。なのに元気でいれる事は、一体どういうことでしょうか? トークでは、芳村思風先生の感性論哲学を学んでいたことが大きかったと言っています。病院のベッドで、「病気になるのは、何か宇宙の法則に反している」という一節を思い出し、どういうことなんだろう?と原因を心に求めていったそうです。また、手術を重ねる中で「サムシング・グレート」(人智を超えた偉大な存在)という言葉を知り、「サムシング・グレートは語るシンポジウム」を地元の滋賀県で開きたいと考えるようになったと言っています。
サムシング・グレートとは一体何なのでしょうか?トークで藤井氏は、死と背中合わせで「人間って何のために生きるのだろう、人間とは一体何なのだろう」と考え続け、この言葉に出会いました。「遺伝子を生み出した目に見えない偉大なる何者かの力がある」という村上氏の言葉を知った時、鳥肌が立つほどの感動を覚え、良い遺伝子のスイッチをオンにすることで、がんを抑制できるのではないかと思ったそうです。
藤井氏は二度目のシンポジウムを企画し、平成18年12月3日に土橋氏の「生き方をリセット」、村上氏の「心の遺伝子のスイッチをONにする」というシンポジウムを福岡で開催しました。
「生き方をリセット」とは一体何なのでしょうか?トークで藤井氏は、土橋氏と出会った時「がんになったらこういう治療、食生活をしなさい」という話しをするのかなと思っていたら、いきなり「がんになる前の自分に戻って考えてみなさい。そこに問題があるのではないか」と生き方をリセットすることを教えてくれました。「まさにこれや。自分にはこれが必要なんや」と感動し、自分の生き方に恥じたような気持ちで話を聞いたそうです。
がんを克服したたくさんの方の共通点は、一言で言うと「がんを治そう」とするのではなく、「生きよう」とした人です。治った人は治そうとはしていない。それよりも「どうやって生きようとしたか」、それがはっきりしているんです。言い換えると「心のあり方」を見つめ直している。
がん遺伝子にはがんを発症させる遺伝子と、がんを抑える抑制遺伝子があって、そのバランスで発症するかどうかが決まるようです。がん抑制遺伝子のスイッチをONにするには、心の持ち方が大事なようですね。それは、生き方をリセットすることだと言っています。