3月9日に本会議2日目が終了しました。補正予算5件と組合規約の変更7件と森町道路線廃止・認定2件の14件が質疑、討論、採決まで行われ、結果は14件全てが可決となりました。
今回の補正で注目するところは、当初1億5,800万円を財政調整基金から繰り入れる予定であったものが、取り崩しゼロになり、更に8,000万円を財政調整基金に積み立て補正したということです。
通常はここで喜ぶところですが、何故そうなったかと言うことを聞くとそうでもありません。
基金というものは目的別に分けられていて、森町は10種類の基金を保有しています。その中で、森町の財政を調整するためにあるのが、財政調整基金というわけです。
10種類の基金の中に土地開発基金というものがあります。これは、公用もしくは公共用に供する土地又は公共の利益のために、取得する必要のある土地をあらかじめ取得する必要性が生じたときに、使用する基金です。
しかし周智郡土地開発公社が設立され、業務が重複し効率化を図るため有利な方を残し、土地開発基金を廃止することにしました。そこに貯まっていた会計残高は1億8,648万5千円ありました。
そのお金を一般会計に繰り入れたため、財政調整基金の取り崩しをしなくてもよくなり、更に他の減額補正も手助けして、8,000万円を積み立てたという訳です。
さて、ここで考えるのですが、元々は土地開発基金も一般財源から積み立てられたものです。つまり、名前は違えど基金を取り崩したということになります。
19年度の当初予算では、財政調整基金からの繰入を2億1,000万円で計上しています。18年度の年度当初と同じ額になります。果たして19年度の末はどうなっているでしょうか?
基金がどんどん増えていくような時代が来ると良いですね。
次回は3月22日で、最終日となり一般質問もあります。残りの24議案については委員会で審議された後、討論、採決となります。尚、委員会は3月12日・13日・14日・15日(予備日)に開催されます。
今回の補正で注目するところは、当初1億5,800万円を財政調整基金から繰り入れる予定であったものが、取り崩しゼロになり、更に8,000万円を財政調整基金に積み立て補正したということです。
通常はここで喜ぶところですが、何故そうなったかと言うことを聞くとそうでもありません。
基金というものは目的別に分けられていて、森町は10種類の基金を保有しています。その中で、森町の財政を調整するためにあるのが、財政調整基金というわけです。
10種類の基金の中に土地開発基金というものがあります。これは、公用もしくは公共用に供する土地又は公共の利益のために、取得する必要のある土地をあらかじめ取得する必要性が生じたときに、使用する基金です。
しかし周智郡土地開発公社が設立され、業務が重複し効率化を図るため有利な方を残し、土地開発基金を廃止することにしました。そこに貯まっていた会計残高は1億8,648万5千円ありました。
そのお金を一般会計に繰り入れたため、財政調整基金の取り崩しをしなくてもよくなり、更に他の減額補正も手助けして、8,000万円を積み立てたという訳です。
さて、ここで考えるのですが、元々は土地開発基金も一般財源から積み立てられたものです。つまり、名前は違えど基金を取り崩したということになります。
19年度の当初予算では、財政調整基金からの繰入を2億1,000万円で計上しています。18年度の年度当初と同じ額になります。果たして19年度の末はどうなっているでしょうか?
基金がどんどん増えていくような時代が来ると良いですね。
次回は3月22日で、最終日となり一般質問もあります。残りの24議案については委員会で審議された後、討論、採決となります。尚、委員会は3月12日・13日・14日・15日(予備日)に開催されます。