事務局を森町商工会に置き、出店者を中心とする「森の軽トラ市実行委員会」が2回開催され、第1回目の軽トラ市開催日を7月23日(土)としました。場所は天竜浜名湖鉄道「遠州森駅」北東側町有地です。普段は天浜線利用者等の駐車場として使われています。時間は10時から12時30分で、天浜線の停車時間の直近に合わせています。今後は毎月第4土曜に定期開催していく予定です。『店頭に並ばないこだわりの商品』をキャッチフレーズに、森町らしい商品が出揃った軽トラ市を目指します。
森の軽トラ市の特色は、先ず実行委員会の主体が出店者であることです。全国の軽トラ市の大半は商店街や市街地の活性化からスタートしているので、実行主体が場を提供する商店会や公共団体、NPOなどとなっています。
森町では昔から1次産業が盛んと言われています。平成20年度の統計では町面積の71.3%が森林、2.7%が河川・水路、3.5%が道路となっていて、残り22.5%の土地の40%が農用地、18.2%が宅地(商業含む)及び工業用地となっています。土地利用から見ても、森町では農産物が豊富に採れることが覗えるわけです。
こうした土地柄から家庭菜園者や小規模農場者も多く、また山地で採れる山菜など、店頭に並ばない農産物もたくさんあります。
今回注目したのは後者の部分です。健康を考え野菜作りを始め、更に年を取っても続けることは、健康で長生きが出来る秘訣の一つです。自分や家族、知人などが食べるために作った作物は、見た目は悪くとも安全というこだわりがあります。また山間地域では、都会へ行けば高級食材となるような山菜が身近で手に入り食べられることも魅力です。
これらの作物は、一般消費者の口にはまず入りません。それだけの量も作っていないし、作る気持ちもありません。しかし作物を育てる作業は楽しくて、ついつい余分に作ってしまいます。知人に上げてもまだ余った作物は、畑の肥やしとして処分してしまいます。
「余分に作った作物をお金に換えてみませんか?」というのが森の軽トラ市の発想です。店頭に並ばないこだわりの野菜を消費者に食べていただき、喜ぶ姿を見て楽しんで、尚かつかかった経費やお小遣いを稼いでみませんか?ということです。
出店者の中にはもちろん、プロの農業者や2次、3次産業の方も含まれています。また地域貢献的な気持ちで出店される方もいます。生産力の乏しい方はグループを作って参加されたり、出店しない時にはスタッフに回ったりと、多種多様なメンバー構成となっています。
ですから、一般の商売とは違った、面白い形態の商売が、森の軽トラ市から生まれるのではないかと期待をしています。そして、市場の運営を出店者(生産者)みんなで考え協力していくことで、継続性や発展性も養われると期待をしています。
もう一つの特徴は、極力自家用車での来場を抑えることです。第1回目では、徒歩、自転車、公共交通機関、自家用車の場合は3人以上乗り合わせて来場していただいたお客様に、甘々娘を進呈する予定でいます。心配なのは当日にどれだけ収穫できるかです。時期も終わりに近づいているので心配です。また副産物として、衰退する公共交通機関の利用者増や賑やかな駅前づくりも期待するところです。
まだまだ始まったばかり。実践しながら進化していく姿を楽しみにしています。
当日は、是非遊びに来てくださいね!お待ちしてます。
森の軽トラ市の特色は、先ず実行委員会の主体が出店者であることです。全国の軽トラ市の大半は商店街や市街地の活性化からスタートしているので、実行主体が場を提供する商店会や公共団体、NPOなどとなっています。
森町では昔から1次産業が盛んと言われています。平成20年度の統計では町面積の71.3%が森林、2.7%が河川・水路、3.5%が道路となっていて、残り22.5%の土地の40%が農用地、18.2%が宅地(商業含む)及び工業用地となっています。土地利用から見ても、森町では農産物が豊富に採れることが覗えるわけです。
こうした土地柄から家庭菜園者や小規模農場者も多く、また山地で採れる山菜など、店頭に並ばない農産物もたくさんあります。
今回注目したのは後者の部分です。健康を考え野菜作りを始め、更に年を取っても続けることは、健康で長生きが出来る秘訣の一つです。自分や家族、知人などが食べるために作った作物は、見た目は悪くとも安全というこだわりがあります。また山間地域では、都会へ行けば高級食材となるような山菜が身近で手に入り食べられることも魅力です。
これらの作物は、一般消費者の口にはまず入りません。それだけの量も作っていないし、作る気持ちもありません。しかし作物を育てる作業は楽しくて、ついつい余分に作ってしまいます。知人に上げてもまだ余った作物は、畑の肥やしとして処分してしまいます。
「余分に作った作物をお金に換えてみませんか?」というのが森の軽トラ市の発想です。店頭に並ばないこだわりの野菜を消費者に食べていただき、喜ぶ姿を見て楽しんで、尚かつかかった経費やお小遣いを稼いでみませんか?ということです。
出店者の中にはもちろん、プロの農業者や2次、3次産業の方も含まれています。また地域貢献的な気持ちで出店される方もいます。生産力の乏しい方はグループを作って参加されたり、出店しない時にはスタッフに回ったりと、多種多様なメンバー構成となっています。
ですから、一般の商売とは違った、面白い形態の商売が、森の軽トラ市から生まれるのではないかと期待をしています。そして、市場の運営を出店者(生産者)みんなで考え協力していくことで、継続性や発展性も養われると期待をしています。
もう一つの特徴は、極力自家用車での来場を抑えることです。第1回目では、徒歩、自転車、公共交通機関、自家用車の場合は3人以上乗り合わせて来場していただいたお客様に、甘々娘を進呈する予定でいます。心配なのは当日にどれだけ収穫できるかです。時期も終わりに近づいているので心配です。また副産物として、衰退する公共交通機関の利用者増や賑やかな駅前づくりも期待するところです。
まだまだ始まったばかり。実践しながら進化していく姿を楽しみにしています。
当日は、是非遊びに来てくださいね!お待ちしてます。