旭が丘中学校3年3組 S・T
私は、「掃除に学ぶ会」にVS委員として参加しました。参加をする前までは、どうしてトイレ掃除なのだろう、嫌だなという気持ちが正直ありました。だけど、この「掃除に学ぶ会」に参加し、実際にトイレ掃除を行ってみて「きれいにすること」の意味を2つ学ぶことができました。
1つ目の意味は「学校をきれいにする」ということです。嫌だなと思ったことだけど、よく考えたら使用するのも自分たちだし、汚すのも自分たちです。だから、自分の学校の物を自分達がきれいにするということは素晴らしいことだと思いました。外見だけでなく学校の中もきれいであるということは、毎日生活している自分たちも、学校を訪れる人たちにとっても気持ちが良くて、それは大切なことだということを感じることが出来ました。
2つ目の意味は「自分の心をきれいにする」ということです。トイレ掃除などの人が嫌がることは、自分も嫌だということはふつうだと思います。でも、だれかが変えなければそのままだと思います。私は、今回の活動でその変えようとする立場になり、嫌だなとか、やりたくないと思うことで、心までも汚れてしまったのかなと思いました。トイレ掃除は思っていたよりも大変でした。でも、きれいになっていることが嬉しくて、夢中になっていたと思います。この時に、自分の心もきれいになっていることを感じました。ほこりや水垢、サビなどで汚れていたトイレが新しいぐらいに輝いていてすごいなと思いました。自分の心もすっきりしたし、周りの人達も自然と笑顔になっているのを感じました。
「学校をきれいにする」ということも、その人の少しの勇気でかんたんにできてしまうということを今回の活動で学ぶことが出来ました。そして、「きれいにすること」の大切さも知ることができました。これからは、学校生活の中だけではなく、汚いなと思ったら、どんなことも自分からきれいにしようと行動できる人になりたいです。そして、自分が心から学ぶことができた「きれいにすること」の意味を、より多くの人に伝えていくようにしたいです。私は、今回この活動に参加することができ、本当に良かったなと思います。
*この感想文は平成20年9月21日に旭が丘中学校で行われた。第2回森町掃除に学ぶ会年次大会に参加された生徒さんのものです。
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