踏みしめて

　尖閣諸島沖中国船長逮捕の問題は深刻ですね。観光産業など日本経済にまで影響を及ぼしています。政府間のことが国民にまで影響を及ぼすことはなるべく避けていただきたいものです。日中関係が、観光という底辺の部分で国民同士が交流を深めることで、かなり良くなっていくと思っていたのですが…。上の方は、そういうこともしっかり考えて行動していただきたいものです。しかし、中国側が今時あんな出方をするとは驚きでした。メディアも操作しているようですし…。もっとレベルが上がっていると思ったのに…。

　メディアといえば、今日のＳＢＳＴＶ１８時１５分からのニュースがちょっと心配です。森町が登場するらしいのですが、新聞のテレビ欄には、「記念のモニュメントが消えた」と題されていました。しかし、ネット上の放送予定には、

“６時台の「特集」は「壊されたモニュメント」をお送りします。ダムの建設を地域から盛り上げようと森町に設置されていたモニュメントが、いつのまにか壊されていました。その背景とは。”　ＳＢＳイブニングｅｙｅより

こんな内容が書かれていました。

　これは、森町に建っていた太田川ダム建設事務所の敷地内に設置されていた記念モニュメント、「匠の炎」（陶芸をイメージしたもの）です。平成３年１１月に、森町が５４９万９千円で敷地内に設置し、１９年が経過していました。ダムが完成し、事務所の解体に合わせて、今年度当初で１０８万５千円の解体費が予算計上され、現在は跡形もありません。そのまま置いておいたらどうかという質問もありましたが、場所が借地ということで断念。移転したらどうかという質問には、高額な費用がかかり解体する方が安いということでした。

　私的には、建設当時のことはまったく分かりませんが、モニュメント自体「あれは、なんなの？」と思っていたくらいでしたので、大金をかけて作るのもおかしいし、また大金をかけて維持するのもおかしいだろうと思いました。しかし、テレビが特集として取り上げるぐらいなので、どんな内容で放送されるのか少し心配です。もしかしたらとても大事なものだったのかもしれません。