踏みしめて

　少し前、森中学校の総合学習で文化についてお話をさせていただきました。文化といってもピンからキリまであるので、「森ほたる」を使って説明してみました。

　文化を辞書で調べてみると、…難しすぎてよく分かりません。とりあえず要点を拾い出してみました。話を聞いてくれた生徒さんは中学１年生だったので、赤くした文字の部分を説明しました。それでも難しかったかもしれません。

　文化とは、その人間集団の構成員に共通の価値観を反映した、物・心両面にわたる活動の様式（の総体）。また、それによって創（ツク）り出されたもの。〔ただし、生物的本能に基づくものは除外する。狭義では、生産活動と必ずしも直結しない形で真善美を追求したり獲得した知恵・知識を伝達したり人の心に感動を与えたりする高度の精神活動、すなわち学問・芸術・宗教・教育・出版などの領域について言う。この場合は、政治・経済・軍事・技術などの領域と対比され、そのことを強調するために「精神文化」と言うことが有る。また最も広い用法では、芋を洗って食べたり温泉に入ることを覚えたサルの群れなど、高等動物の集団が後天的に特定の生活様式を身につけるに至った場合をも含める〕

　「森ほたる」の趣旨は、この赤文字にぴったり収まります。なぜ始めたのかということから関わった人たちの心の変化を、パワーポイントで写真を見てもらいながら説明しました。何となく分かってもらえたような気がしました。

　文化の意味を理解した上で、こちらのページを見てみてください。更に理解が深まるかもしれません。森蛍の会