活性化の種
昨日、
金森神社(かなもりじんじゃ)にて
「藤祭」が行われました。
先ず、
「出世稲荷大明神」の大祭が執り行われ、玉串を奉納しました。
この後、直会(なおらい)に参加しました。
いつもなら、この藤棚の下でバーベキューなのですが、雨を嫌い昨年に引き続き今年も屋内で直会を行いました。
樹齢300年以上と言われる
「十七夜の大藤」(じゅうしちやのおおふじ)です。
過去の
「周智郡史」には、
名勝として
「葛布の滝」(かっぷのたき)と
「十七夜の大藤」があげられていたそうです。
ここ数年で、花が咲かなかったり、少なかったりと、衰えを見せてきています。
ここ金森神社は、
「こんぴらさん」の愛称の通り、
金毘羅さまを祀っています。古い昔、森町にたくさんの船が行き来していた証拠です。森町へ、
古着だけでなく
全国の産物も運び込まれていたようです。
話は変わりますが、30数年前森の金比羅さんと讃岐の金比羅さんとがコンタクトを取り、「森の石松」の格好をして、大勢の人が金森神社を出発したそうです。総本宮のある琴平町では、町をあげて出迎えてくれたそうです。 石松の力はすごい!
森地区の活性化を考えた時、城下(シロシタ)は町並み、天宮(アメノミヤ)は天宮神社、向天方(ムカイアマガタ)は桜堤、新町(シンマチ)仲横町(ナカヨコマチ)本町(ホンマチ)は町並み、五軒町(ゴケンチョウ)は次郎柿、とそれぞれ活性化の種を持っています。「栄町(サカエチョウ)は何かないかなぁ」と考えていたところ、「十七夜の大藤」と「金比羅さん」の復活が頭を過ぎりました。
讃岐の金比羅さんで石松グッズがたくさん売られているように、森の金比羅さんでも大洞院と併せて、石松グッズを売るというのもいいかもしれませんね。 みんなで知恵を絞りましょう!
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