活性化の種

かめ

2007年05月04日 18:30

 昨日、金森神社(かなもりじんじゃ)にて「藤祭」が行われました。

 先ず、「出世稲荷大明神」の大祭が執り行われ、玉串を奉納しました。

 この後、直会(なおらい)に参加しました。


 いつもなら、この藤棚の下でバーベキューなのですが、雨を嫌い昨年に引き続き今年も屋内で直会を行いました。






 樹齢300年以上と言われる「十七夜の大藤」(じゅうしちやのおおふじ)です。

 過去の「周智郡史」には、名勝として「葛布の滝」(かっぷのたき)と「十七夜の大藤」があげられていたそうです。

 ここ数年で、花が咲かなかったり、少なかったりと、衰えを見せてきています。




 ここ金森神社は、「こんぴらさん」の愛称の通り、金毘羅さまを祀っています。古い昔、森町にたくさんの船が行き来していた証拠です。森町へ、古着だけでなく全国の産物も運び込まれていたようです。






 話は変わりますが、30数年前森の金比羅さん讃岐の金比羅さんとがコンタクトを取り、「森の石松」の格好をして、大勢の人が金森神社を出発したそうです。総本宮のある琴平町では、町をあげて出迎えてくれたそうです。 石松の力はすごい!

 森地区の活性化を考えた時、城下(シロシタ)は町並み天宮(アメノミヤ)は天宮神社向天方(ムカイアマガタ)は桜堤新町(シンマチ)仲横町(ナカヨコマチ)本町(ホンマチ)は町並み五軒町(ゴケンチョウ)は次郎柿、とそれぞれ活性化の種を持っています。「栄町(サカエチョウ)は何かないかなぁ」と考えていたところ、「十七夜の大藤」「金比羅さん」の復活が頭を過ぎりました。

 讃岐の金比羅さんで石松グッズがたくさん売られているように、森の金比羅さんでも大洞院と併せて、石松グッズを売るというのもいいかもしれませんね。 みんなで知恵を絞りましょう!

関連記事