中心からの波紋

かめ

2007年04月14日 10:58

 昨晩、中央通り商店会の親睦会が開かれました。

 「森のお雛さん」「町並みと蔵展」の反省と今後について熱く語り合いました。

 地元の人の意識が動いたことで、中心市街地の活性化に一筋の光が見えたような気がしました。

 中心市街地の活性化は、全ての周辺地域の活性化につながるという理論があります。高度成長期を得て、バブルが崩壊し、経済不況に陥り浮上した理論です。

 町が形成されるには必ず核となる市街地があり、そこから徐々に周辺に広がっていきます。そして、日常生活では常に中心に向かって人が動きます。それによって地域が活性化されていくわけです。 

 しかし、今日までの歴史は大店舗が郊外に次々に出現し、中心がずれ始め、結果空洞化が起きてしまいました。更にバブルがはじけ経済不況に陥ってしまい、現在では少子高齢化というとんでもない時代が到来してきました。


 ここまで来てやっと真剣に考えるようになったことが、原点に帰る、原点を見直してみるということです。つまり、原点は中心にあるということです。地域の再生は中心にがある。中心を活性化することにより、その波紋が周辺に広がり、地域全体が活性化することになるということです。

 最近では、それに気が付き動きだしている人が徐々に増えてきています。特に期待をするのは団塊の世代の方々です。定年を終え、第二の人生として、皆さんが歩んだ活気溢れた昭和の時代を蘇らせていただきたいと、切に願うばかりです。

関連記事