市場原理主義の行き過ぎに注意!

かめ

2011年11月11日 18:39

 森の祭りが盛大に終了し、5日ほど経ちました。疲れた身体もやっと元に戻りました。今年は事故による救急車の出動もなく、これほど何事もなく終わった年は無かったように思います。『絶対無事故』を達成したようですね。

 最近、TPP(環太平洋連携協定)についてとても騒がしいですね。野田総理は1日ずらして今夜、TPP交渉参加を表明し、明日12日から開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議の際、交渉参加を各国に表明するようです。

 TPP参加については、静岡県内国会議員7氏の他に、全国大勢の国会議員が反対の意向を示しているようですが、先ずは交渉してみないと分からないというのが実状のようですね。

 グローバル社会において市場原理主義を追求して行くには、TPP参加は重要なことかもしれません。しかし、国内において市場原理主義を追求した結果はどうでしょうか。以前賑わっていた地域がどんどん弱体化していきました。それでもと、なんとか頑張ってきているのが現代です。…世界の先が見えてくるようです。

 国を守るということは、目先の金を奪い取るのではなく、人の活力を高めるということだと思います。地球温暖化や大地震による災害などは、行き過ぎた市場原理主義に警告を発しているように見えてなりません。新たな、レベルの高い国づくりを考えてほしいものです。

関連記事